「103万円の壁による働き控え」「労働力不足」など、人材関連のニュースに接触する機会が増加しています。
12月となり、間もなく大学生の就職活動が本格的にスタートします。 直近20年間の有効求人倍率と完全失業率の推移を見ると以下のような推移となっています。
2008年のリーマンショックから数年間は経済状況の悪化により1倍を切る水準で推移していた求人倍率は徐々に回復、2019年末からのコロナ禍により低下したもののその推移は徐々に上昇傾向にあります。
参考値として表示した国内GDPの推移とも緩やかに連動しており2024年以降の求人倍率も上昇が予想される一方、人材不足の解消にむけたAIの開発・活用にも注目が集まっています。
「売り手市場」となっている環境において新卒採用・中途採用いずれも各社が様々な対策を講じており、優れた人材確保にむけた競争が激化傾向にあります。
ではそのような状況において、大学生や転職者は何を重視して就職先を選定しているのでしょうか。
上記は就職活動、転職活動をサポートする企業の調査データ(左側:大学生/右側:転職者)ですが、学生のトップは「給与」、次いで「自分の夢ややりたいことに近い」といった回答が多数となっており、転職者では「仕事内容」がトップとなっています。
自社の魅力を求職者に確実に伝えることが重要となりますが、現在では1社で様々な事業領域をカバーしていることも多々あり、何を自社の「魅力」「強み」としてと絶えるべきか悩まれていることもあるかと思います。
「企業理念」「経営理念」「ビジョン」「経営戦略」など、企業の存在意義や事業領域はピラミッド構造になっており、それらを整理することで求職者に伝えるべきことが何かを把握することができます。
ご興味のある方はぜひトライブレインまでお問合せください。