法人営業の成果を最大化する営業ツール活用法(後編)

営業・販売

前編では営業ツールの役割や種類について解説しました。後編では、特に重要な「アプローチブック」「ダイレクトメール」「ニュースレター」の作成・活用方法を紹介します。

1. アプローチブックの活用と作成方法

アプローチブックは、営業プロセスを標準化し、誰でも一定の成果を出せるようにするツールです。以下のようなメリットがあります。

  • 営業の属人性を排除し、経験に関係なく同じレベルで商談を進められる。
  • セールストークを体系化し、商談の流れをスムーズにする。
  • お客様の課題を顕在化させ、適切な提案につなげる。

アプローチブックの構成

  1. 商談目的の提示
  2. 問題の喚起:「○○でお困りではありませんか?」
  3. 質問によるニーズ確認:「○○についてどのくらい課題を感じていますか?」
  4. 解決策の提示:「○○を改善するために、△△という施策があります。」
  5. クロージング:「この方法で進めると、××の成果が期待できます。」

2. ダイレクトメールの効果的な活用法

ダイレクトメール(DM)は、新規顧客の開拓や見込み客のフォローに有効です。

効果的なDMの構成

  1. キャッチコピー:「○○の課題解決法をご提案します!」
  2. 問題提起:「○○でお困りではありませんか?」
  3. 解決策の提示:「当社の△△を活用すると、○○を解決できます。」
  4. 証拠の提示:「成功事例をご紹介します。」
  5. CTA(行動喚起):「今すぐお問い合わせください!」

3. ニュースレター・メールマガジンで関係構築

お客様との関係を維持するために、定期的な情報発信が重要です。

ニュースレターの構成

  1. 挨拶:親近感を持たせる。
  2. 有益情報の提供:成功事例や業界ニュースを紹介。
  3. 商品・サービスの案内(25%以内)
  4. 連絡先の明示

配信スケジュールの例

  • 訪問翌日:お礼メール
  • 3日後:ニュースレター①
  • 10日後:ニュースレター②

継続的に接点を持ち、商談につなげることが重要です。

営業ツールを活用し、効率的な営業活動を実現しましょう!

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