営業のタイプは取り扱う商材やサービスごとに異なります。
図の上に行くほど、一般的に1契約当たりの価格が上がり、契約獲得のための時間、費用、難易度も併せて上昇します。
1契約当たりの価格が上がるほど、購入者の関与も上がり、能動的に情報収集を行います。1契約当たりの価格が高いほど、購入時の意思決定は、合理的かつ慎重に行います。
対象顧客 | 個人 | 法人 |
顧客数 | 多い | 少ない |
価格 | 低価格 | 高価格 |
意思決定 | 感覚的 | 論理的 |
取扱商材 | 有形 | 無形 |
営業手法 | 既存ルート営業 | 新規開拓営業 |
①提案型営業(ソリューション営業)
顧客の問題解決を目的とした営業スタイル。コンサルティングやIT関連など、無形商材がメイン。単品での差別化が困難となり、メーカーにおいても小売業等への提案型営業が増加しています。
②傾聴型営業
媒体や広告、人材、CRM対応などの無形商材で多くなります。条件面を顧客から聞き出し、適切な企画を当てはめる営業スタイル。フロントの営業はとにかくニーズを聞き出して持ち帰り、社内のマーケティング部門が提案を作るなど、営業マン個人ではなくチームでの企画提案型営業となる場合もあります。
③滑動型営業
一般消耗品、日用品や小売商品、食品などの有形商材で多くなります。企画提案の必要は、それほど多くありませんが、OEMメーカーやスーパーなどへ売場の提案が必要になることもあります。足繁く通い、顧客との関係を構築することが有効です。
取り扱う商材・サービスの特性に応じた営業スタイルを創り、成果を上げていきましょう。